今回ご紹介するハンモックでウルトラライト系ギアデビューしたのですが、
ホントULにするならあれもこれもULにしたいと思い始めて、お財布もULになってしまいそうです。
BUSHMEN Hammock ZEN ULTRALIGHTです!!(ブッシュメン? ブッシュマン?)
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訳あってウルトラライト系ハンモックは敬遠してたのですが、使ってみてハマりました(笑
本記事では、こちらのハンモックのレビューをしていきます!
設営&レビュー動画もありますので、併せてそちらもご覧くださいませ!!
そして、ブログの方では!!
同じメーカー【BUSHMEN】のハンモックで、ZEN ULTRALIGHTの兄弟ハンモック【ZEN】も買ってみました!!
ZEN ULより少し重いけど、丈夫・快適・簡単・迷彩で、幅広い用途で使えるハンモックです!!
この記事のあらすじ!
BUSHMEN(ブッシュメン・ブッシュマン)はポーランドのメーカー!!
まずBUSHMENはポーランドのメーカーで、首都ワルシャワにあります。
地図的にはここ。
そもそもBUSHMENとはサン人という狩猟採集民族の呼び方の1つ。
BUSHMENのメーカー公式WEBサイトによると、サン人は…
人類の中でも最も古いDNAのいくつかを持っているという研究結果がでている。
人類の先祖の中で最も古く、遺伝的に最も純粋な種族の1つです。
(Google翻訳としょる翻訳を併せた意訳)
とのことです。
BUSHMENはそのDNAを、現代の私達の【野性的な部分】であるとし、それは未知の世界を探検するきっかけになり、好奇心を引き出してくれるもの。
その【野性的な部分】になれるような、山や森を旅するあなたの冒険心を刺激するような、そんなアイテムを作っているメーカーです。
つまり…
BUSHMENは
【ワイルド】な気持ちにさせてくれる
そんなアウトドアギアを作るメーカー!!!
ということですね!!(しょる的解釈
サン人の呼び方についてですが、
かつてオランダ人により Bosjesman(藪の民)と名づけられ、英訳されブッシュマン(Bushman)となったが、侮蔑を含む呼び方であるとされる。しかし研究者やサン人自身の中には、「カラハリの叢林に住む自由人」という意味を込めてブッシュマンと呼ぶ人もいる。
出典:Wikipedia
とのことです。
現代人からしたらそういう意味合いになるのかなぁ…
個人的にはかっこいい呼び方! と思っていましたが、ちょっと残念です。
小さくて軽い&おトクなセット内容でお買い得なハンモック!!
それでは、このハンモック ZEN ULTRALIGHTが
- どういうセットで
- どのくらいの大きさのハンモックなのか
をご紹介していきます!
おトクな6点セット!!
セット内容はこちらの6点。
- ハンモック本体
- ウーピースリング
- リッジライン
- メッシュバッグ
- カタログ
- ステッカー
これらが全てSOTOのA4サイズテーブル【フィールドホッパー】に乗っちゃうくらい本体を含めてすごくコンパクトなのがわかります。
それでは本体と付属品のそれぞれを見ていきましょう。
ハンモック ZEN ULTRALIGHT本体
まずはハンモック本体!!
手で持つとこのくらいの大きさで、とても小さくて軽いです!!
先程も書きましたが、A4サイズテーブルに乗せてもこれだけしか場所をとりません。
非常にコンパクトでバックパックを背負ってどこかに行くときにはとても心強いです!!
動画では350ml缶くらいの大きさかなと話していましたが、実際はそれよりちょっと背が大きいくらいですね。細さはこちらのほうが細いです。
本体重量は150gと超軽量。メーカー公称値と全く同じです。
重量だけで見れば、Hummingbird Hammocks(ハミングバードハンモック)というブランドのSingle Hammockの方が147gでこれより軽量。
ただしこちらは…
【展開したサイズがBUSHMENより小さい】
のがポイントです。
実際に数値で見てみましょう。
メーカー | ハンモック | 重量 | サイズ(幅×長さ)(cm) | 耐荷重(kg) |
Hummingbird Hammocks | Single Hammock | 147g | 127cm×264cm | 140 |
BUSHMEN | ZEN ULTRALIGHT | 150g | 145cm×300cm | 130 |
幅は140cm以上あると、幅が広い分寝心地が良い印象です。
ハミングバードハンモックを含め、UL系ハンモックは幅が120cm前後のものが多く、ちょっと狭いかなという感じのようです。(※私は持っていません)
長さに関してもUL系ハンモックは260cm前後のものが多く、300cmあるハンモックはあまりありません。
つまりBUSHMENのZEN ULTRALIGHTは…
UL系にしては大きめに作られているにもかかわらず
【小さい・軽い】を実現しているハンモック
と言えると思います!!
ちなみに、それぞれのハンモックの生地は
- ハミングバードハンモックのSingle Hammock
→カレンダード リップストップ ナイロン - BUSHMENのZEN ULTRALIGHT
→ウルトラライト マイクロ リップストップ 15D ナイロン
とのことです。
メッシュバッグ
本体が入っている袋の他に、メッシュバッグが付属しているのもポイントの1つ。
これは本体よりも大きく作ってあるので、本体と一緒にツリーストラップなども収納することができます。
また、ハンモックが雨などで濡れてしまったり、すぐに撤収したい場合にも有効です。
ハンモック収納袋より大きいので、その分入れやすく、撤収時間の短縮になります。
メッシュなので通気性があり、仮に濡れた状態でしばらく放置してしまってもすぐにカビたりしないでしょうし、なんなら多少は乾燥するかもしれません。
メッシュバッグの重量は7g。
メッシュなだけあって軽いです。
ウーピースリング
このウーピースリングは、ハンモックの設営を格段に手早く・簡単にしてくれる素晴らしいアイテムです。
簡単にいうと…
- ハンモックの接続
- テンションの調節
- 角度の調節
を、一瞬でやってのけるようなものになります。
なのですが、これは単体(2本セット)で安くても2000円、DDHammocks純正だと国内正規品で5000円くらい。
必須じゃないアイテムと考えるとちょっとお高めかなと感じます。
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これが最初からついてくると考えると、ハンモック本体は実質その分が値引かれたお値段ということになります!!
ウーピースリングは2つで30g。
めちゃくちゃ軽いです!
下のようなハンモック用デイジーチェーンだと、1つ250gくらいあるようなので、仕舞寸法や重量ともにウーピースリングの方が使い勝手は良いと思います。
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リッジライン
ウーピースリング以外にもこのようなリッジラインが付属しています。
これはハンモックを吊るすカラビナに通して、メッシュバッグを吊るたりできるロープになります。
こんな感じでハンモックの上にメッシュバッグを吊るすことができます。
重いものを入れるとラインがたるみますが、鍵や財布などの小物を入れて置けるのは便利です!!
細い&カラビナに通しているだけなので、これに捕まって体を持ち上げたりはオススメしません。
ちなみにメッシュバッグは、ハンモックの横についているタグにも吊るせるので、こっちのほうが楽かもしれません!
ただあまり重いものを入れると、タグがちぎれないか心配になる…
リッジラインの重量は12g。
ただの細引きなので、こんなもんでしょう。
カタログ
カタログにはBUSHMENの他のハンモックやタープなどが載っています。
結構魅力的なアイテムが多いので、物欲が刺激されちゃいます。
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ステッカー
そしてステッカー!
まさか入ってるとは思っていなかったので嬉しかったです。
Amazonレビューの1つには「このステッカーが入っていなかった」というレビューもあったようなので、当たり外れがあるのかな…?
嬉しすぎぃ!!
さて、以上がおトクなセット内容とそのご紹介でした!!
次はお待ちかねの設営タイムです。
収納袋がついたままでOKな超カンタン設営!!
今回は、ハンモック ZEN ULTRALIGHTを紹介する動画を撮影するにあたって、お友達でYouTuberをやっているゆうくん(YouTube)にお手伝いしてもらいました。
早速設営に取り掛かります!!
必要なものは【ツリーストラップ】だけ!!
実は先程ご紹介したこちらのセットでは設営はできません!!
正確に言えば【できないことはないけれど、好ましくないし、そもそも設営しづらい】ですね。
無理矢理この細いロープを木に巻き付けて荷重がかかると、木を傷めてしまうため好ましい方法とは言えません。
つまり、ウーピースリングと木を仲介させるアイテムが必要ということです。
それがこちら。
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BUSHMEN純正だとこちらです。
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以上のようなものを利用してウーピースリング、並びに本体を吊るします。
木の保護を考えて、ツリーストラップは必ず使うようにしてください。
それでは順を追って設営していきます!!
①ツリーストラップを2つの木に巻き付ける
まずはこのツリーストラップを…
私はこんな感じで巻き付けています。
巻き付け方は大体これともう1通りありますが、木の太さなどを考えて使い分けると良いと思います。(すみません、写真はありません)
私はこういうつもりで、2重にして巻いています。
ただし、2重にしなくても十分な強度がありますし、使用には問題ないと思います。
②ウーピースリングを本体に取り付ける
設営の前にウーピースリングをハンモック本体に取り付けます。
バラバラのままではカラビナが余分に必要になってしまいますからね!!
ウーピースリングには2つの輪っかがあります。
- 左側の可変する輪っか
→高さや張りを調節する方の輪っか - 可変しない固定の小さい輪っか
→可変する輪っかの反対側についていて、今回はここをハンモックに取り付けて固定する輪っか
取り付けは簡単で、グルっと輪っかを通す感じです。
文章では説明しづらいですが、多分パッと思いつく接続方法です(笑
③ウーピースリングをツリーストラップにつける
ウーピースリングをハンモックに取り付けたら、片方の可変する輪っかのほうをカラビナを利用して、ツリーストラップにつけます。
④いよいよ本体を展開!!
オレンジ色のプラスチックの留め具があるので、それを引き上げます。
引き上げたら展開準備完了!!
収納袋を開けたら、ツリーストラップとつながっていない方のハンモックの輪っかを持ちます。
⑤流れるようにハンモックを収納袋から引っ張り出す!!
この動画のように、輪っかを引っ張ると収納袋からハンモック本体が出てきます!!
コンパクトな袋の状態から展開できるので、いちいち袋から本体を出して、大きいハンモックを束ねて持ちながら設営する必要がありません!!
また袋をウーピースリングとハンモックの間に固定できるので、袋から出したりどっかにしまっておく手間もいりません!!
YouTubeの方だと上の動画よりもっとなめらかでわかりやすいので、その部分を置いておきます。
こんな感じで、袋から直接てれれ〜っと展開することが可能です。
⑥もう片方のツリーストラップに接続して完成!!
これで設営は基本的には終了です。
あとはウーピースリングでハンモックの位置や角度を調節します。
⑦ウーピースリングでハンモックの調節
この紐を……
ひっぱるだけ!!
詳しいやり方は動画を参照していただければ嬉しいのですが、めちゃくちゃ簡単です。
一言で表すなら本当に【引っ張るだけ】です!!(笑
調節が終わったら、ぐい〜っと軽く押して、張り具合を確認します。
実際には生地が伸びるので、その後にゆっくり座って確認してください。
いきなり座って、どこかが緩んで落ちて怪我でもしたら大変です!!
生地がストレッチして乗り心地・寝心地もとても良い!!
さて、設営が終わったので、いよいよハンモック ZEN ULTRALIGHTに腰掛けてみるのですが…
じゃぁなんで買ったんだよって話なのですが、座ってみます。
お尻らへんにあるファスナーとかキーホルダーには気をつけて乗ってください。
そこに荷重がかかると、そこから破れる可能性があります。
足を離すまではドキドキしたけど問題なく乗れました!
結構伸びる生地で、包まれる感があります。
寝っ転がっても、生地が伸びるので包まれてる感あり!!
非常に心地よいです。
夏場は良いけど、寒くなるとちょっと底冷え激しそうです。
とはいえ一枚生地のハンモックはどれもそうだと思いますが…
よこから見るとこんな感じです。
体が透けて見えています(笑
自分視点だとこんな感じです!!
生地が薄く、光を通しやすいので、右の写真みたいに陰影が見えると中々キレイです(笑
やはりハンモックの幅が145cmあるのがゆったり快適に楽しめる大きなポイントです。
他のUL系ハンモックだと120cmだったり、120cmを切るものもあります。
すみません。
私はこれ意外に、小さいサイズのハンモックを持っていないのでなんとも言えませんが、ツイッターのフォロワーさんから聞いたお話や、他の記事とか読んでいるとやっぱりちょっと狭いという感じのようです。
また、乗ったり触ったりしているうちに気がついたのですが…
一部縫製のほつれがありました。
これ以外は今の所発見しておりませんが、こういうところがちょっと雑かもしれません!!
ハンモックの片付けもラクラク!!
公式の片付けの方法を知りたいのに、その辺は全然解説されていないことが多いです。
設営方法はあるのにね…
このハンモックも解説自体はされていないのですが、公式の紹介動画で仕舞うシーンがあったので、それを参考にして撤収してみました。
- 袋がついてない方をツリーストラップから外す
- ハンモックをハンモックで包むように半分に折りたたむ
- さらに半分に折りたたみ、これを繰り返す
- 破れないように注意しながら、袋に押し込んでいく
こんな感じで収納しています!!
注意点としては、破れやすいのでそこに注意することと、最後に袋に入れ込んでいくときに、ハンモックについている輪っかを袋の外に出すようにしまっていきます。
また、雨で濡れてしまったり、とにかく早く撤収したいときは写真のようにメッシュバッグに収納したりもできます。
このときは初張りにも関わらず、ちょこっと雨が降ってきてしまったので、メッシュバッグにしまってみました。
あとは帰って、部屋の中にハンモックを張って乾かしてから袋に入れればおしまいです。
とても簡単かつ楽です!!
まとめ:軽量・コンパクト・簡単設営・コスパ良し・乗り心地も最高!!
ということで、とても
ハンモックでした!!
それでは、このハンモックのオススメポイントを挙げてみます。
ハンモックとしてのポイントはこれ!!
- まず何より軽量・コンパクトで気軽に持ち出せる!!
- 収納袋から直接設営できて簡単・楽!! 袋について気にしなくて良い!!
- ハンモックとして重要な乗り心地も快適でとても良い!!
いや〜ほんとこの3つのポイントに限ります!!
個人的に思うUL(ウルトラライト)というジャンルに必要なものが揃っているという印象です。
さらにULにしては価格も安く、ウーピースリングが最初からついていることも考慮しても、コストパフォーマンスにとても優れていると思います。
個人的には、UL製品はどれも高価なイメージがあるので、なおさらコスパには目がいってしまいます。
まとめると…
YouTubeで見る
【BUSHMEN ハンモック ZEN ULTRALIGHT】
改めて、こちらの動画を貼らせて頂くのですが、正直な話…
というのもですねぇ…そもそもBUSHMENの動画が非常に少なく、ここまで詳しいレビュー動画が他にあまりないのですよ。
それ故に世界で一番…じゃないとしても日本で一番わかりやすいレビュー動画となってしまうということです(笑
おまけ:ウルトラライト系ハンモックを敬遠していた理由
→生地が薄くて破れる!?
私はUL系ハンモックを敬遠していました。
なので、生地がそれなりに厚手…というか普通くらいのハンモックを買うつもりでずっと探していました。
そのくらULは避けていました。
しかしそれにはちゃんと理由があるのです…
それは…
知り合いの野営仲間が!
寝ている途中(寝ようとしたときかも)に!
ハンモックが裂けて!
くの字になって!
落ちたことが!
あるのです!!!
ということなんですねぇ…
知り合いがそういうことに合っちゃってるので、やはりULには不安が募っていました。
おそらくシュラフのファスナーあたりに圧力がかかり、そこから破れたんだろうとのこと。
ハンモック ZEN ULTRALIGHTで一泊するときはウールブランケットでもマットに下に敷いたりして養生しようと思います。
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同じメーカー【BUSHMEN】のハンモックで、ZEN ULTRALIGHTの兄弟ハンモック【ZEN】の記事です!!
ULより少し重いけど、丈夫・快適・簡単・迷彩で、幅広い用途で使えるハンモックです!!
私が毎年行っていて、私の理想のアウトドアイベント【アウトドアデイジャパン】に行くべき1つの理由と5つの魅力について書いている記事です!
2019年は東京のアウトドアデイジャパンにも行くことができましたが、やっぱり楽しいよぉ…!!
【タウシュベツ川橋梁】に行ってきました!
町・タウシュベツ・アイスバブル全部最高だったので、その魅力を最大限書いています!
タウシュベツ橋梁には圧倒されるし、アイスバブルはキレイで感動するし、もう写真だけでも見てって…!