2018年2月9日〜11日。
北海道は上士幌町の糠平湖に佇む産業遺産【タウシュベツ川橋梁】と、ニュースにもなっていた【アイスバブル】の1泊2日の撮影旅に行ってきました!
メンバーはこちらの記事で予行練習をした3人です!
半年ほど前から計画し、予行練習までして3人ともめちゃくちゃ楽しみにしていました。
私はタウシュベツのために外遊びを控えていたほどです。
すぐ風邪をひくからね!!
…しかし出発前日……
この日のためにカメラも買ったのに…無念極まりないゆきえだくん…一緒にいけなくて残念です。
そんなわけで職場の先輩であるこまいてさんと2人ですが、私の夢であり憧れであるタウシュベツ川橋梁とその道中の旅をしてきました。
とても有意義で満足感がとんでもない1泊2日の旅になりました!!
本記事の【初日の旅の見どころ】は主に…
- おいしいご飯
- おいしいご飯
- かっこいい橋梁と古き良きホテル
- 最高のタウシュベツ川橋梁とアイスバブル
- おいしいご飯
となっております。
図らずも超大作(?)になってしまいました。
なので目次から各項目に飛べるようになっていますが、ざっくり分けると…
- 【そもそもタウシュベツ川橋梁ってなに?】という方はコチラ
- 【それは良いから旅の流れを見ていきたい!!】という方はコチラ
- 【とにかくタウシュベツ川橋梁やアイスバブルを見たい!!】という方は写真をまとめた↓の記事を御覧ください!!
からご覧くださいませ!!
2日目の記事はこちらです!!
より自然を満喫し、糠平湖の魅力をたくさん書いています!!
また、上士幌町の気球のイベント【バルーンミーティング】にもいっていて、2日目も存分に満喫している記事です(笑
この記事のあらすじ!
北海道遺産の幻の橋【タウシュベツ川橋梁】とは…
とてもざーっくり簡単に説明すると、上の画像に書いてある感じです。
補足と詳細を書くとタウシュベツ川橋梁とは…
もともとは、日本国有鉄道士幌線(1987年(昭和62年)廃線)が1939年(昭和14年)に十勝三股駅まで開通した際に、音更川の支流であるタウシュベツ川に架けられたものである。
というものです。
その後、発電用の糠平ダムが作られタウシュベツ川橋梁含めその一帯がダム湖に沈むことになりました。
発電時に水を使用したり季節によって水位が下がったり上がったりするので、タウシュベツ川橋梁は
- 完全沈んでいたり
- 頭だけ見せたり
- 全貌を見せたり
様々な姿を見ることができます!
また、ダム湖の水位が下がっていて、風が無い日。
その湖面に写った橋の姿と合わせると眼鏡のように丸く見えることから【めがね橋】とも呼ばれています。
その姿はコチラ(Npoひがし大雪自然ガイドセンター)の【タウシュベツ橋の変遷】からも見ることができます!
タウシュベツ川橋梁のようなコンクリート製アーチ橋はこの他にもいくつかあり、それらすべてを合わせて第一回の【北海道遺産】に【旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群】として選定されています!
タウシュベツ川橋梁の概要としてはこんな感じです!
さらに詳しい内容などはWikipediaなどでご覧くださいませ。
(タウシュベツ川橋梁のページに飛びます)
それではタウシュベツ川橋梁への旅を書いていきます!
道中で寄ったご飯が本当どれもこれも美味しかったので是非見てください!
いざ出発! 天気が良くて【十勝平原SA】が気持ち良い!
2月9日土曜日。
起きられるか不安でしたが、朝6時半に無事起床。
最近寝坊気味の私には相当な早起きです。
ちょうど出発日前日から【史上最強の寒波】と言われているものが北海道を直撃したようで、朝からものすごくしばれております。
これからふきっさらしの湖上に行くのに大丈夫かと不安半分楽しみ半分でした。
なんせ最高気温が-13℃、最低気温が-20℃前後ですからね!
日本一寒いと言われる【陸別町】では-31.8℃を観測したようです。
ひえぇ…
その後、こまいてさんをピックアップし、高速道路を利用して一気に帯広方面へ向かいます!
写真は休憩で寄った【十勝平原SA】の展望台からの眺めです。
十勝平原SAなう!!
-13度!!
冷えるねぇ!!🤤✨
展望台から見た景色はさすが十勝って感じでしょうか🤤
どうなのでしょうか🤤←してなんかポツンと馬の置物あった🤤🤤🤤
あれは一体なんじゃろか… pic.twitter.com/KIMdJZ2bDx— しょる🤤病弱アウトドアマン (@sotode_asobu) 2019年2月9日
-13℃!!
晴れてて気持ち良いけどめっちゃ寒かった!!
その景色から山々が見えるのですが、その案内板が凍りついててどれがどの山かわかりませんでした(笑
ぽつんといる馬。
遠くから写真撮って終わりました。
SAについたときの動画がこちらです。
動画版十勝平原SA🤤
女の人の声は職場の先輩です。
もう一人横にいるはずだったんだが…インフル疑惑で断念…😭… pic.twitter.com/qPZbh9OCo9— しょる🤤病弱アウトドアマン (@sotode_asobu) 2019年2月9日
このSAで休憩し、眺めを堪能したあとは第一の目的地である士幌町の道の駅【ピア21しほろ】へと急ぎます!!
士幌町のおしゃれな道の駅【ピア21しほろ】到着!
帯広に向けてひたすらに高速を走っていると左手に雲海で有名なトマムのホテルが見えてきます!
初めてみたけど、遠目とはいえかっこよかったです!
こんなちょっと北海道らしい(?)風景の中を走らせつつ、いよいよ高速をおります。
ここまできてようやく
ってなってました。
道東自動車道の音更帯広インターチェンジを下りて20分車を走らせ、最初の目的地である士幌町の道の駅【ピア21しほろ】に到着!!
外も中もとてもキレイで立派でびっくりしました!
とてもおしゃれな空間に特産品やお土産が並び、見ているだけで楽しい!!
今回はいけませんでしたが、奥には【にじいろ食堂】というレストランがあったり、【cafe寛一】というカフェがあります!
と、よだれを垂らしたかどうかはさておき、本当にめちゃくちゃ美味しそうです!!
お土産を見ていたら時間が無くなってきたので、急いでお昼ご飯を食べに行きます。
結構予定キツキツだからね!!
昼食は鉄板焼きレストラン【tobachi】でハンバーグ!
【ピア21しほろ】から車で20分、またも北海道らしい(?)道を行きます。
我々からしたらただひたすら何もない道です。
すると出てくるのが…
ノスタルジックな雰囲気の建物、平成22年に閉校した【旧東居辺小学校】です。
ここの職員室をリノベーションしてやっているのが鉄板焼きレストラン【tobachi】なのです!
ハンバーグもですが閉校した小学校をリノベーションしてレストランをやっている、そこに惹かれて行ってきました。
そんな旧東居辺小学校のこのおしゃれな入り口を入っていくと…
この空気感、伝わるでしょうか…蛇口の写真で伝わって!!!
エントランスは元々こうだったかはわかりませんが、とてもおしゃれです。
さて、いよいよハンバーグです!!!
とっっっっても肉肉しく、しっかり肉してました!!(語彙力
肉の味がしっかりしており、何度噛んでも味わって食べられるほどです。
なんならソースがなくてもそれだけでも食べれます!
そしてこの溢れ出る肉汁…たまりませんねぇ!!
そして付け合せ。
しょっぱすぎない塩加減のホクホクポテト…
素材の味を活かしたあっさりなほうれん草…
甘くておやつでもいいんじゃないかというコーン…
セットのサラダはドレッシングがしょっぱすぎず、野菜を味わえるサラダでした!
結構ドレッシングでごまかしている感じのサラダとかありますよね。
…ない……?
一番推しであろう【十勝ハーブ牛ハンバーグ】はこんなメニューで、注文方法は以下の通りです。
- まずソースを選び
- 任意でトッピングを決め
- 任意でライスやパン・サラダを注文
ちなみにソースはオニオンソースを選びました。
これは私にはちょっとしょっぱかったです-w-;
私がしょっぱいの苦手というのもあると思います。
他にもステーキやビーフカレー、ロコモコなどがあります!
このtobachiは、上士幌町の養蜂家【十勝養蜂園】の方がやっているレストランだけに【ハニーフロマージュパフェ】とかちょっと気になっちゃうよね…!
大満足の昼食でした。
次はおやつと翌日の朝食用にパンを買いにいきます!!
おやつと翌日の朝食に【トカトカ】のパン!
またまた北海道らしい(?)なにもない風景を見ながら移動します。
tobachiから車で13分のところにあるパン屋さんに向かいます。
そのパン屋さんは十勝産にこだわって作られている【トカトカ】というパン屋さんです!!
入り口にはこんな牛のイスが!!
店内にもあと2頭ほどのイスがいらっしゃいました(笑
こちらは店内にあったボードです。
トカトカのコンセプトが書かれております。
トカトカに到着したのは14:30分ごろと遅めだったので、すでに売れてしまっていてパンが結構まばらでした!
ですがありますあります、美味しそうなパンが…!!
中でも気になったのがこちらの【くんちゃまベーコンスライス】というパン。
聞いたことのない食材が使われているこちらのパン。
どうやら【くんちゃまベーコン】とは…
「くんちゃま」とは沖縄の方言で「首(ネック)」の部分の事を言い、豚トロ付近の部位で一般的には「ジョールベーコン」とも呼ばれている希少部位です。
脂身に甘みがありあっさりしているのが特徴で野菜炒め、酒のおつまみ、BBQ、パスタ具材等いろりおな料理にオススメ
とのこと。
ということで翌日の朝食に決定!!
この他にも揚げドーナツやあんぱんなどを買い、退店!!
この日はパンが食べられませんでしたが、2日目に食べてあまりに美味しかったので3日目にまたトカトカによりパンを購入しました!
予定になかったのですが、これは他のパンも食べねばと思いまして(笑
本当にオススメです!!
トカトカに寄ったときに見えた気球とエネオスです。
さすが気球の町…飛んでますねぇ!!
それでは旅のメインイベント【タウシュベツ川橋梁】並びに【旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁郡】を見に行きましょう!!
【第三音更川橋梁】と旅のお宿【糠平館観光ホテル】
北海道で最も古く、最も大きい【第三音更川橋梁】
今回の旅のお宿は【ぬかびら源泉郷】にあります。
そこに向かう途中に【旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁郡】がいくつかあるので、それも見ていきます!
ぬかびら源泉郷に向かう方向では、橋を渡ると駐車スペースがありますので、そこに車を止めて歩いて橋に戻ります。
基本的に第三音更川橋梁は、写真のように橋の上からしか見ることができません。
橋の手前に第三音更川橋梁についての看板があります。
これを見ると非常に貴重なものだということがわかります。
北海道で最も古く、最も大きい鉄道用コンクリートアーチ橋。
素晴らしい橋梁でした!
四季すべての姿を見てみたいですね!
橋梁の場所はこちらです。
2019年4月に開湯100年を迎える【糠平館観光ホテル】
さて、時間が無いけど外せなかった第三音更川橋梁を見たところで、ホテルへ向かいます!
今回の旅のお宿は【糠平館観光ホテル】というところ。
こちらのホテルは
- 2019年4月に開湯100年
- 100%源泉かけ流し
- 男女別大浴場・露天の他に、混浴の露天風呂がある
- ぬかびら源泉郷で最大のホテル、そして安価
というお宿でございます。
簡単にご紹介します!
大正8年から続く温泉、大正13年から続くホテル
まさかそんなに歴史があるとは思っていませんでした。
確かに建物やお部屋も年季が入った感じがしていましたし、スタッフの方からも
「当館はとても古く、温かいお部屋は隙間などからてんとう虫やカメムシが出てくることがございます」
と説明がありました。
2018年に一度泊まったというこまいてさんから、虫さん情報は聞いていましたがこうやってスタッフの方から説明されるとは思っていませんでした(笑
それとてんとう虫くんもちょこちょこ出てきていましたね。
にしても2019年4月で開湯100年というのだからすごい。
まさに【古き良き宿】という感じでした!!
ぬかびら源泉郷、源泉かけ流し宣言
これはぬかびら源泉郷全体の話ですが、【ぬかびら源泉郷かけ流しの会】というところが、2007年6月1日に源泉かけ流し宣言をしたそうです。
温泉の湯量がとても多く、このぬかびら源泉郷にある9つの温泉施設すべてが源泉かけ流しだそうです!
そんな温泉大好きゆきえだくんからの説明、ありがたいのですがここでは省略します!!
【日本源泉かけ流し温泉協会】というWEBサイトでその説明がされておりますので、気になる方はこちらをご覧ください!!
どうやら源泉かけ流し宣言もこちらの協会が関係しているようです。
主催的な感じなのかな?
男女別と混浴、合わせて3つの露天風呂
そんな、源泉かけ流しの糠平館観光ホテルの温泉。
私が住んでいるところなどは混浴なんてないもので、本当に存在してるのかとすら思っていましたがありました。
なんなら道東は混浴が多い気がする…なんでじゃろ。
こちらの混浴は
- 女性専用の時間帯あり
- 水着着用OK
と、女性の方でも入りやすくなっております。
男女別露天風呂も入れ替え制で、その都度違う景色が楽しめるようです!
ちなみに私は入れ替え制なのに疲れたりなんだりで時間合わなくて同じ温泉しか入れてないし、混浴露天風呂にもいけておりませんけどね!!
温泉といえば露天風呂。
いろんな景色の露天風呂入りたかったんですけどね。
是非こちらのページで四季折々の写真をご覧ください。
ぬかびら源泉郷で最大のホテル、そして安価
今回私が滞在した【ぬかびら源泉郷】という温泉地には
- ぬかびら源泉郷
- 中村屋
- 山の旅籠山湖荘
- ペンション森のふくろう
- プライマルステージ
- ぬかびら源泉郷 湯元館
- 糠平温泉ホテル
- 民宿グリーン糠平
- 東大雪ぬかびらユースホステル
と、全部で9つの旅館があります。
そのホテルの中でも、今回泊まった【糠平館観光ホテル】はぬかびら源泉郷にあるホテルの中で最大のホテルのようです!
今回は2泊3日の朝食付きで約10000円でした!!
札幌にある定山渓のホテルに泊まったときは、素泊まり1泊で約10000円でした。
この差よ…
【コストパフォーマンスよく、糠平の自然を満喫したい!】
という方には温泉・宿の雰囲気・価格を見てもとてもオススメな宿でした!!
(虫が苦手だとちょっと…って感じですが…)
とはいえ…
このような【宿】もあって【自然】もあって【おいしいご飯】上士幌・ぬかびら源泉郷はもうたまりません。最高です。
宿探しですら楽しんでできると思いますので、ぜひ行ってみてください!!
そんな糠平館観光ホテルに荷物を置き、ちゃちゃっと準備をして出発です!
幻の橋【タウシュベツ川橋梁】と【アイスバブル】
五の沢橋梁の駐車場で出発準備
車は五の沢橋梁の付近にある駐車場に停めます。
場所としては、ぬかびら源泉郷から大体8分くらいの場所ですので、結構近いです。
もうこの時点で16:00くらいなので薄暗くなってきています。
急がないとすぐ暗くなってしまいます…
すぐに着替えて準備を終わらせます。
こまいてさんの格好です。
こまいてさんのカメラはフィルムカメラなのですが、それを保護するシャワーキャップが印象的ですね!
ぼけーっと突っ立てる私と愛車のSUBARU XVです。
エプロンみたいなやつは本来お尻側につけて、座ってもお尻が冷たくならないようにする【尻皮】というものなんですが、バックパックつけながらだと邪魔くさいので前側につけてみました。
それで準備が出来たので早速出発します!!
ちなみにこのときの気温はというと…
これからタウシュベツ橋梁!! pic.twitter.com/2bfAhXr56L
— しょる🤤病弱アウトドアマン (@sotode_asobu) 2019年2月9日
16時で-11℃…さぶいですねぇ…
でも夜は-20℃になるというのだから楽しみです。
そんな気持ちでいざゆかんタウシュベツ川橋梁!!
ここからは一緒に行く人はもちろん、家族や友人と連絡がとることができません。
必要であればぬかびら源泉郷にいるときに、数時間は連絡がつかなくなることを連絡しておきましょう。
GoogleMapなどのアプリも使えなくなるので、オフラインでGPSがつかえるアプリなどを入れておくと非常に安心できます。
私が使っているアプリはこちらです!
YAMAP / ヤマップ
YAMAP INC.無料posted withアプリーチ
詳しい使い方などは現在記事にしているところですが、非常に使いやすく、軌跡を保存出来たり、山やアウトドアを楽しめるアプリとなっております!
タウシュベツ川橋梁への行き方・ルート
今回のタウシュベツ川橋梁へ行ったルート(赤い線)はこんな感じです。
上で説明しましたYAMAPというアプリで軌跡を記録した画像です。
Sがスタート地点、Eがゴール地点なのですが、重なっていてEしか見えません。
それでは早速スタート!
タウシュベツ川橋梁へ行くには、まず糠平湖に出ないといけません。
しかし、入り口は写真のようにわかりやすく、しかもわかさぎ釣りなどをやる人が多いので道が出来ていました。
この木に被せてある手袋は森の出口付近にもあったので、もしかしたら森の入口出口の目印なのかもしれません。
あくまで私の考えですが…
ちょっと入るともう森です。
道が付いてるし、まだ明るいから良いけど暗くなったらほとんど見えません。
入り口からちょっと行くとイスが出てきます。
ここは線路上ですが、遊歩道として開放されており、ここを右に行くと五の沢橋梁の上を歩くことが出来ます。
五の沢橋梁から糠平湖へ出てタウシュベツ川橋梁へ向かう道中です🤤
こんな感じで道がついていますので、非常に歩きやすいです!🤤✨(ブログ用ですすみません🤤💦 pic.twitter.com/LJTIGNzuHQ
— しょる🤤病弱アウトドアマン (@sotode_asobu) 2019年2月20日
ここを過ぎると、あとはこんな感じの道が続きます。
道がついていて歩きやすいです!
途中にバックリ割れた木がありました。
写真からはみ出ていますが割れた先はまだまだ長くて、このまま割れてる部分折れたら思いっきりルート上に倒れるので危ないなぁと思いパチリ。
割れた木から少し歩くとちょっと開けた感じのフィールドが見えてきます。
山も見えます!
一気にこんなにも開放的なフィールドになるなんて!
湖だから当たり前なんだけど、めっちゃテンション上がりました。
あとはタウシュベツまでズンズン進みます!!
と、思いきや…
あちこちにあるわ見どころ撮りどころ…!
寄り道しまくりです(笑
透明な氷に美しい風景…そしてまさかこんな簡単に【アイスバブル】に出会えるとは思っていませんでした!!
アイスバブルとは…
湖底の植物から発生するメタンガスが湖面にたどり着く前に凍り付いてできる現象
糠平湖でも見られる現象ですが、2019年は雪が少なかったので比較的長い期間で見られたからかニュースにもなっていました。
氷にお湯をかけるとよりクリアに見えるので、見る・撮るときはかけてみてください!
結局なんだかんだ写真を撮りながら、ゆっくり進んでいきました。
森を抜けてから左側に雪の山みたいのがずっとあるのですが、そこには登らずに足跡通りにまっすぐ進んでいくと、ワカサギ釣りのテントが遠くに見えてきます。
そして雪の山が終わると左側に…
このへんで
- 左に曲がらずまっすぐ行くとワカサギ釣り場
- 左に曲がって遠くに見えるアレに向かってくとタウシュベツ川橋梁
という分岐点になります。
ワカサギ釣りはしませんので、タウシュベツ川橋梁まで一直線に向かいます。
進むのは糠平湖の上。
湖のど真ん中なので周りにはなんにもありません。
風が無かったので良いですが、風が強いと地吹雪をもろに食らうと思いますので、注意です!
そして分岐から20〜25分ほど歩いたところで…
いよいよ【タウシュベツ川橋梁】です!!!
アウトドア小話:十勝晴れを覆す女【こまいて】
昨年タウシュベツ川橋梁にソロで行ったこまいてさんのお話です。
2018年の3連休。
こまいてさんがソロでタウシュベツ川橋梁撮影に赴いたときのお話。
天気予報は3日間とも晴れ予報・降水確率10%というとても良い天気。
しかも【十勝晴れ】という言葉があるくらいに十勝は晴天率がとても高い。
そんな中タウシュベツ川橋梁に向かった初日は糠平湖上で吹雪いて視界はホワイトアウト。
タウシュベツ川橋梁もまともに見れずじまい…
地元の方には
「いつもはこんなに雪が降ることないんだけど、よりによってこんな日に来るなんてね〜」
と同情されたそうだ。
2日目へ続く……
美しいタウシュベツ川橋梁を撮る
言葉はいりません。
とにかく写真をご覧くださいませ!!!
時間は18時ごろ。
写真では明るめですが、実際は真っ暗です。
星がとてもキレイに見えました。
寝っ転がって空を見ると広い星空が見えて、本当にたまらない光景でした。
言うことはこれだけ。
とてもとても素晴らしかったです。
タウシュベツ川橋梁からの帰路での出会い
夕飯を予約していて、ずっと撮影しているわけにも行かなかったので、ちゃちゃっと切り上げて車へと戻ります。
撤収時の気温は…
撮ってる間は軽くでも動いているからか、あまり寒さは感じませんでしたがこれは寒い!!
私がアウトドアを本格的に初めてからここまで寒いのは初めてです。
わかりづらいですが、アイスバブル用にナルゲンに入れてきた熱湯が凍っています。
そりゃぁ氷点下-10〜-18℃の世界に何時間も晒しておけば、熱湯だろうがなんだろうが凍ります。
と、若干後ろ髪をひかれつつ真っ暗な湖上を歩いていると前から来た人に突然声をかけられました。
何事? と思いつつ話を聞いていると…
- 道に迷った
- ヘッドライトなどの電気なし
- 携帯電話(ガラケー)も充電切れた
- 駐車場まで連れて行って欲しい
とのこと。
と思いつつも行く場所は同じだし、放っておくわけには行きません(-18℃でずっと彷徨ってたらマジで危ない)。
ということでいろいろお話しつつ駐車場まで戻りました。
- 関東からきて車中泊で旅中
- シュラフは無い
- 陸別の-30℃を体感してきた
- みんな行ってたから何かなと思ってなんとなく歩いてたらタウシュベツ川橋梁に着いた
- 富士山でも遭難しかけたことがある
うーむ。
ものすごいアクティブなんだけど、色々すごい人だなぁと思いながら聞いていました。
この気温だったら本当に危ないので、装備はちゃんとしましょうと話しながら駐車場へ。
と、心底ホッとして記念写真だけ撮って別れました。
※バラクラバかぶった集団に拉致されているわけではありません。
この写真からみても分かる通り、バラクラバ(目出し帽)が凍っているんですよ。
道中では鼻をすするとくっつくし、まつげも凍っていました。
こんな中一人で彷徨ってたらと思うと…無事で良かったです。
このときに電話番号を教えてワンコールして頂いたのですが、圏外だったので履歴にも残っていませんでした…
あとで連絡すると言ったのに連絡できていません…
もしこれを見ていたらメールフォームかツイッターにでも連絡ください!!
ちなみにNさん、どこかで見たことあるなぁ…と思っていたんですよ。
そしたら…
撮った写真に写っていました(笑
そしてお別れして、車を走らせているとついに…
今回のルートの記録概要です。
参考までに。
- 撮影したりしながらで片道40〜50分
- 大体往復で5kmちょっと
- 高低差41m
本日の装備品【バックパックの中身と便利なやつ】
- 3WAY BUSH BUCKET(スリーウェイブッシュバケット)
- 一眼レフカメラとレンズ
- 三脚
- サコッシュ(フィルムカメラとカメラ小道具入)
- ブラックダイアモンドのグローブ
- トイレットペーパー
- モンベル ULサーマラップパーカ
- モンベル ダウンジャケット
- EDC(Every Day Carry)キット
- たねほおずき
- モバイルバッテリー
- 救急キット
- 水筒類(ナルゲンとクリーンカンティーンの保温ボトル)
- 箸とコップとコーヒー
- ゴーグル
- アクションカメラ
- アルミシート
- L.L.Beanの約30Lのバックパック
1番から順に軽く説明を添えてご紹介いたします!
①3WAY BUSH BUCKET(スリーウェイブッシュバケット)
北海道発のアウトドアショップ【HIIRAGI】さんのオリジナル商品。
生地やパーツをMade in Japanにこだわって作ったハンドメイド品です。
簡単に言えば【多目的につかえるバッグ】です。
- クッカー入れたり
- 焚き付けの枝を集めるときに使ったり
- タープなどを入れてみたり
何にでも使えるブッシュクラフターにオススメなバッグです!
商品ページはコチラです。
②一眼レフカメラとレンズ
【CANON 50D】と【SIGMAの標準レンズ】です。
私の現相棒。最近新しいカメラが欲しいと思っています…
③三脚
父からもらった小さめの三脚。
バックパックには良いけど、小さすぎて高さが無く、基本的にアオリの構図になるくらい小さいです。
④サコッシュ(フィルムカメラとカメラ小道具入)
私のアウトドアの先生自作のウールサコッシュ。
イタリア軍のウールブランケットの生地を使っているようです。
中身はオリンパスのフィルムのハーフカメラ【PEN D3】とレリーズやバッテリーなどの小道具です。
⑤ブラックダイアモンドのグローブ
表記上-20〜-25℃くらいまで耐えられると書いてあった気がするブラックダイアモンドのグローブ。
完全防水でアイスクライミング用ぽいです。
今は廃盤になっているモデルで、このモデルが近いと思います。
とはいえ、目的によって使い勝手は違いますが、これ一つあれば十分とも言えると思います!
⑥トイレットペーパー
ペットボトルの上部と蓋部分とポリ袋で作った簡易トイレットペーパー防水ホルダーに入れています。
⑦&⑧モンベルの保温着【U.L.サーマラップ パーカ】と【ダウン】
冬季には必須アイテムの保温着です。
【U.L.サーマラップパーカ】は薄手なので保温性はダウンに比べるとありませんが、
- 軽くて
- ストレッチ性があり
- 普通に洗濯ができて
- 安価
で、家でも使いやすくオススメです!
⑨EDC(Every Day Carry)キット
毎日持ち運ぶ、EDCとは名ばかりの持ち運んでないファイヤーキット。
ライター・ファイヤーブラスター・ファイヤースターター・多目的ツールなどが入っている。
⑩たねほおずき
SNOWPEAKの製品。
小さいのに光量があってとてもオススメです!
(2024/10/11 05:14:49時点 Amazon調べ-詳細)
⑪&⑫モバイルバッテリー&救急キット
モバイルバッテリーはバッテリーが消費しやすい冬(寒い日)に必携アイテムです!
GPS機能を使用するならなおさらです。
救急キットもアウトドアには必携です!
使わないに越したことはありませんが、いざとなったときの応急処置はとても大事です。
私が使っているものは以下の商品の旧商品だと思います。
▲こちらはバッグのみとなりますのでご注意ください。
▲色々セットになったものもありますので、防災用にも1つあると便利だと思います!
⑬水筒類(ナルゲンとクリーンカンティーンの保温ボトル)
どちらにも熱湯を入れていきました。
保温性がないナルゲンはアイスバブル用のお湯として、クリーンカンティーンの保温ボトルはコーヒーなどの飲用として。
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▲クリーンカンティーンのボトルは2018年の新商品で、デザインに惚れました。あとは企業としての考え方がいいなと思ったので、購入しました!
(クリーンカンティーンの公式WEBサイトに飛びます)
⑭箸とコップとコーヒー
食事・休憩用の箸とコップとコーヒーです。
結局初日は使いませんでしたが…
(2024/10/11 21:52:19時点 Amazon調べ-詳細)
(2024/10/11 21:52:20時点 Amazon調べ-詳細)
残念ながらWEBでは売っていないようですが、当別の道の駅に売っているはずですので、是非!
⑮ゴーグル
父にスノーボードと一緒にもらった謎のゴーグル。
吹きさらしになったときの湖上で視界を確保するためのアイテム。
⑯アクションカメラ
撮影するだけして編集しない私にとってもったいない存在の【RICOH WG-30】というアクションカメラ。
バックパック野営のお供です。
⑰アルミシート
100円均一で売っているアルミシート。
荷物を雪の上にずっと置いておくと濡れてしまうため、その保護用。
⑱L.L.Beanの約30Lのバックパック
昔、デザインが可愛くて買った【L.L.Bean】のウールのバックパック。
容量は27〜30Lだった気がする…
これでもバックパック野営などはなんとかなるけど、やっぱり小さいなぁって感じです。
便利なやつ【自作スマホ用リーシュコード】
撮影旅行に向けて、スマホ落としちゃいかんと言うことで首からさげるストラップ作った🤤
久々にパラコードクラフト楽しい!!
テキトーに作ったのでギリギリ頭が入るサイズ感…まぁとりあえず使えるので使良しとする💪🤤💪 pic.twitter.com/rXPeeD0ItN— しょる🤤病弱アウトドアマン (@sotode_asobu) 2019年2月7日
雪にものを落とすとそのまま埋まっていって探すのにとても苦労します。
なので、落とさないように【スマホ用リーシューコード】をパラコードで自作しました。
首から下げておけるし、長さを変えられるのでとても便利でした!!
- 落とさないだけでなく
- 上着の中に入れておくと肌に近いので保温され
- バッテリーが冷えずに長持ちします!!
これは思いがけない、予想以上の効果でした。
iPhoneはストラップをつけられるスマホケースが必要なのが難点ですが…
初日まとめ:冬のタウシュベツ川橋梁・アイスバブルは最高
と、2人共大満足の1日目でした!!
タウシュベツ川橋梁は
【産業遺産・巨大建築物に興味がある方は是が非でも間近で見て欲しい】
それほどに壮大でロマンのある橋梁でした!!
また、アイスバブルもとても美しく、見応えのある自然の神秘でした。
2019年にはニュースにも取り上げられましたので、2020年以降はもっと人がくるかもしれません。
それくらい魅了するものであることは間違いありませんし、すごく行きやすく・見やすいです。
1月〜2月でご旅行をされる方は是非
- ぬかびら源泉郷
- 糠平湖
- アイスバブル
- タウシュベツ川橋梁
も候補にいかがでしょうか!!
初日からして
と思った私からのご提案です(笑
初日のルートです。 いろいろ寄って321kmを走破しました。
※【その他のオプション】というところをクリックすると大きい画面で見ることができます。
おまけ:【みどり鮨】の美味しい鮨を食べて休息
タウシュベツ川橋梁から帰る際、予約していた【みどり鮨】さんの鮨を3人前受け取って、すぐ宿まで戻りご飯!!
ということで、ゆきえだくんの分まで食します。
でもまぁ量的に正直2人で3人前でちょうど良かったです←
これ美味しいんですよぉ…
黒ラベルとかスーパードライとか色々あるけど、その価格帯で一番好きなビールです。
TwitterとかInstagramとか関連記事とか
もしよろしければTwitterやInstagramのフォローもよろしくお願いします!
こちらの方が画質がきれいな写真を見ることが出来ます!
Twitter:主にアウトドア道具などアウトドア関連を書いています。
Instagram:キャンプ・野営シーンのある風景をメインに一眼レフで撮った写真をアップしています(結構頑張って撮ってるつもり
YouTube:キャンプ・野営・トレッキングなどアウトドアシーンをメインに撮っています。
【タウシュベツ川橋梁】2日目の記事です!!
2日目はより自然を満喫し、糠平湖の魅力をたくさん書いています!!
また、上士幌町の気球のイベント【バルーンミーティング】にもいっていて、2日目も存分に満喫している記事です(笑
そんなことより写真見たい! って方向けに、写真をまとめました!!
是非タウシュベツ川橋梁とそれに纏わる産業遺産や自然の魅力の写真だけでも見ていってください!
滝を撮影しにスノーシュートレッキングとデイキャンプを楽しんだ記事です!
タウシュベツ川橋梁に行くはずだった3人で、今回の予行練習をしていました。
しかしまさかゆきえだくんが不在という結果になるとは…