2018年2月9日〜11日に、北海道の上士幌町にある、糠平湖に佇む産業遺産【タウシュベツ川橋梁】と、ニュースになっていた【アイスバブル】の撮影旅に行ってきました!
本記事ではその2日目に行ったイベントやお店、タウシュベツ川橋梁やアイスバブルについて書いていきます!
【2日目の旅の見どころ】は主に…
- 迫力ある気球
- おいしいご飯
- 素晴らしい旅館とお土産屋さん
- おいしいご飯
- かっこいい橋梁
- (曇りだったけど)最高のタウシュベツ川橋梁とアイスバブル
- 残念なご飯
となっております。
1日目の記事はこちらです。
1日目は上士幌町で美味しいもの食べて、町にもフォーカスしています。
タウシュベツ川橋梁の他、第三音更川橋梁やアイスバブル、きのこ氷まで見られて大満足でした!
旅の道中も素晴らしかったですが、そんなことより写真見たい! って方向けに、写真をまとめました!!
是非タウシュベツ川橋梁とそれに纏わる産業遺産や自然の魅力の写真だけでも見ていってください!
この記事のあらすじ!
迫力満点! 上士幌ウインターバルーンミーティング
タウシュベツ川橋梁の旅2日目は、上士幌町の航空公園というところで【上士幌バルーンミーティング】という熱気球のフライトが見られるイベントがあるので、まずはそれに行く予定でした。
イベントは朝7時から。
起きた時間は6時半頃。
宿から会場までは30分弱。
それにしても窓が凍ってます。
大寒波の影響で1日目からものすごく寒い日でしたが、その影響がここにまで。
右の写真は、宿の部屋から見えるまだ明るくなりきってない感じの【ぬかびら源泉郷スキー場】。
このちょっとだけ明るくて、とても静かな時間がとても好きです。
そんな楽しみもほどほどに、準備して出発。
まさかの-22℃。
フロントガラスもゴリゴリに凍りついてます。
これが溶けるまでは出発できないのが北海道クォリティ。
路面凍結もあるので、安全運転で航空公園へ。
到着したらすでに飛び立つ準備をしていました。
ギリギリ間に合った…?
むしろ、飛び立つまで待たなくて済んだという意味では完璧すぎるタイミング。
寝坊ももちろん狙い通りです()
ここからは写真でお届けします。
快晴かつ極寒の、真っ青な空に飛び立つバルーンをお楽しみください。
4枚目は上士幌町のマスコットゆるキャラ【ほろんちゃん】を模した、体験搭乗用の熱気球。
人がすごく並んでいました。
熱気球の体験搭乗は
- 大人:1000円
- 小学生以下:700円
※価格はこちらのサイトのポスター画像より抜粋
最初は私たちも乗ろうと思っていたのですが…
という感じで体験搭乗をやめました。
安全面やコスト面で、イベントではあの高さが適正くらいなんでしょうけど、ちょっと期待はずれでした。
それより
熱気球をどうやって立ち上げているのか、それのほうが面白かったです。
結構間近で見れたし、バーナーの音が結構迫力ありました。
そんな光景を見つつ、お腹が空いてきたので露店で甘酒を買って、暖房がある休憩所で朝食をとることに。
予想はしてたけど予想通り過ぎて悲しくなりました。
パンは1日目で買った【トカトカ】のパン。
めちゃくちゃ美味しかったけど、ふかふかの状態で食べたかったです。
1日目の記事のトカトカの紹介部分です。
ここのパン屋さんは美味しいので、上士幌を通る際はぜひ!
朝食を食べ終え、熱気球がある程度飛び立っていったので、夕飯の買い出しなどをした後、ぬかびら源泉郷へ戻ります。
日々生まれ変わる旅館【糠平温泉 中村屋】
こちらは旅館ですが、今回は宿泊するわけではありません。
今回は【お土産屋さん】と【火鉢でおやつ】が目的で寄りました!!(リンク先は中村屋の公式WEBサイトの各紹介ページ)
右側に改修している部分が見えますが、この中村屋は【日々生まれ変わる宿】を目指しているようで、常に補修などをして改善をしていっているようです。
ここに訪れるたび・宿泊するたびに新しい発見がありそうで、楽しみが増えます!!
どうですかこれ。
めっちゃ良くない???
- 調味料やおかしなどの地域のお土産
- タウシュベツ川橋梁や自然のポストカード
- 熱気球の素材を使った雑貨
- ジーンズや麻を使った衣類・鹿の革を使った小物などの中村屋オリジナル商品
などなど、沢山の商品があり、とにかくお土産屋さんだけですっごい楽しめます。
こちらは、このようなノスタルジックな雰囲気がお好きな方は、日帰りでもめちゃくちゃ楽しめるので、糠平にお越しの際は是非お立ち寄りください!!
ボリュームたっぷり【Bistroふうか】
外観からも分かる通り、とてもアットホームな雰囲気のレストランです。
中の写真はありませんが、お家を改装して作った感じの店内。
そんな温かい雰囲気のお店で食べたものはこちら。
2日目の昼食もハンバーグです。
メニュー名はたしか【行者ニンニク醤油ハンバーグ】だったかな。
ボリュームもたっぷりで食べごたえも良い!!
岩崎量示さんのタウシュベツ川橋梁の写真集が置いてあったり、居心地も良い…
それにしてもハンバーグ食べまくりです。
と、言っていますが、本当はこちらに行こうと思っていました。
Bistroふうかの斜め向かいにある【ナウシカ】。
残念ながらお休みでした。
鹿肉大好きなので、鹿料理には目がありません。ジビエおいすぃ。
そして実は
- 1日目にハンバーグで牛
- 2日目に鹿丼で鹿
- 3日目に帯広で豚丼
という予定だったのです。
この時点で牛2連続ですが、先に言っちゃうと3日目も牛を食べました。
ちなみに豚丼も食べられませんでした。
牛ばっかりやん…
旧国鉄士幌線【五の沢橋梁】とアイスバブルとキノコ氷
さて、予定とは違いましたが、無事お昼ご飯を食べることができたので、いよいよメインイベントの旧国鉄士幌線の五の沢橋梁・アイスバブル・タウシュベツ川橋梁を見に行きます。
1日目と同じく、駐車場に車を止め準備をしていざ出発。
旧国鉄士幌線:五の沢橋梁
駐車場から数分で行けると行っても、普通に行くなら遠くから見られるだけか橋梁の上を歩くだけになります。
橋梁にここまで近づくにはスノーシューが必要になります。
とはいえ、膝下くらいのラッセルなので私自身の体力のなさが原因というところも大きいと思います。
ラッセルとは…
雪の中を進んでいくときに、雪深いところをガツガツ沈んだりかき分けながら進んでいくことです。
ちなみに個人的な指標としては
- 足首あたりのラッセル
:楽しい。雪の上を進んでいる感じがして。しかしそもそもラッセルというのかわからない - 膝ラッセル
:重い荷物背負ってると結構大変。距離にもよるけど程よく楽しい。 - 腰ラッセル
:経験したことないけど経験したくない
ちなみにこのときの私の装備はこんな感じ。
こまいてさんにフィルムカメラで撮ってもらった私です。
写真載せといてなんですが、装備がよくわからなかったですね…(笑
写真を撮ったあとは、途中で知り合いとすれ違いつつ、林間を抜けて糠平湖へと出ます。
というわけで、アイスバブルなど糠平湖上のあらゆる物…
- アイスバブル
- キノコ氷
- 割れて盛り上がっている糠平湖の氷
- 断面
- ジュエリーアイス的なやつ
などをみて回りたいと思います!
糠平湖上:アイスバブル
割といたるところでアイスバブルを見ることができますが、良い感じの形になっているかは結構差が大きいです。
上の2枚のような、足元にあるアイスバブルはもちろん…
断面から見られるアイスバブルもあります!!
毎年違う形でのアイスバブルが発生するはずですので、毎年が宝探しみたいな感じで楽しめそうです!!
ちなみにアイスバブルを撮影している私です。
見るときはもちろん、撮影時も氷の上にお湯をかけてあげると、氷の透明度が上がって見やすくなるのでオススメの手法です!!
糠平湖上:キノコ氷
糠平湖はダム湖で、かつてそこに生えていた木の切り株が普段はダム湖に沈んでいます。
そして冬はダム湖の水面が凍りつき水位が下がっていくと、水面の氷が切り株に押し上げられる形でキノコ氷となる、という感じで作られます。
その過程を切り取った場所がありました。
糠平湖上:ジュエリーアイス的なやつ
いかにも人が手を加えたかのような感じですが、私たちが行った時点でこうなっていました。
おそらくお湯をかけたりして、こういうシーンを作り上げた人がいるのでしょうが、中々かっこいい場面でした!!
ちなみにそれを撮っている私がこちらです。
泊まるわけでもないのに重装備…(笑
糠平湖上:氷の厚さは36cm!!
1日目のタウシュベツ川橋梁からの撤収時に、糠平湖の氷の厚さってどんなもんなんだろうとNさんがお話していたので、近くで見てみました。
ということで測ってみると……
ナルゲンが17.5cmくらいの高さなので、約35cmの厚さの氷です。
普通に乗っても割れる気がしませんね。
…と、いいつつも、歩いていてギシギシなるところは恐怖です(笑
こんな感じでひたすら歩いて回っていました。
この後タウシュベツ川橋梁にも行くというのに、見たいところが山程あり、時間がなくなります(笑
ここの魅力はタウシュベツ川橋梁やワカサギ釣りだけではなく、こういった自然の神秘のような面も見られてとても楽しいです。
湖上にぽつんと佇む幻の橋【タウシュベツ川橋梁】と-20℃のおでん
時間も時間。
暗くなる前に到着しないと行けないので、未だ遠くに見えるタウシュベツ川橋梁へ向かいます。
ひたすら歩きます。
このときは、足跡も大分ついていてスノーシューがなくても歩いていけます。
ところどころガス穴があったり、アイスバブルを見たであろうポイントがあったりしました。
しばらく歩くと到着。
1日目もそうでしたが、ため息ものです。素晴らしい。拍手喝采。ごちそうさまです。
ではここからは、写真をたっぷり堪能していただきたいので、写真をザザザっと置いておきます!!
と、こんな感じで曇天の中、真っ暗になるまで撮影していました。
夜はあまり天気も良くなく、前日に撮っていたというのもあって、あまり撮影はせずに夕飯を食べることに。
いやはや…
-20℃の中で食べるおでんは格別です!!!
私は極寒の中で食べる鍋【雪中鍋】を推進しているのですが、おでんもまた良し!!!
とにかく極寒の中で食べる温かいものの美味しさは異常です。異常。
写真には写ってないけど、目の前にはタウシュベツ川橋梁があり、こんな場所でご飯を食べることができるのが最高です。
愛機のCanon50Dも頑張ってくれてます。
ぶつけたり落としたりでボロボロですが…
これでいろんな写真を撮ってきて、タウシュベツ川橋梁まで撮れた。感無量です。
これからもよろしく50D。
今回のルートの記録!! 活動時間は5時間40分!!
2日目のタウシュベツ川橋梁ハイクは
- 約5時間40分間
- 6km
の行動でした。
極寒の中でこんな時間よく動けたなと自分でもびっくりしています(笑
ちなみに図の真ん中あたりで左下にずれているのがわかると思いますが、タウシュベツ川橋梁から撤収するときは真っ暗で、道を誤って進んでいました。
道なりに進んでいたつもりが、結構ずれるもんですね…。
進めばだいたいたどり着くような地形だから良いけど、山だったら遭難の危険が…
2日目のバックパックの中身一覧
大体一日目の装備と同じですが、2日目はもっと滞在時間が長くなるだろうと予想して、ハンモックなどの装備を増やしました。
増やした装備は…
- DDハンモックトラベル/ビビィ
:張ったけどあまり乗らなかった… - モンベルのインフレータブルマット
:ハンモック乗るとき寒そうだったから。いらなかったけど - JETBOIL Helios(ジェットボイル ヘリオス)
:おでんつくったやつ - 食器
- トゥートゥントス
:雪玉作って投げれる棒。雪がサラサラ過ぎて遊べなかった…
こんなもんかな?
あとは1日目と同じなはずです。
次回も似たような装備になると思いますが、もっと軽量コンパクトに済ませたいです。
2日目まとめ:1日目と同様最高すぎた。毎年行かねばならない(使命感
いやああああああああああああああああああああ
もう
でした。ほんとに。
1日目のまとめでも書きましたが、タウシュベツ川橋梁は
【産業遺産・巨大建築物に興味がある方は是が非でも間近で見て欲しい】
と、心の底から思います。
タウシュベツ川橋梁自体は冬だけじゃなく、夏の時期も行くことができます。
ぬかびら源泉郷も源泉かけ流しの温泉が多数ありますので、一泊するのもめちゃくちゃ良いと思います!!
タウシュベツ川橋梁やアイスバブルを見にいく予定がありましたら、是非オススメでございます!!
おまけ:2日目の終わり、残念な夕飯
1日目の夕飯なんてお寿司だったのに、2日目はこれです。
お金かけるときはかけるけど、かけないときはかけない、差が激しい…
しかも疲れていたせいか、ビール1缶で起き上がれなくなりました(笑
酔払うというか、疲れで眠くてしょうがない…的な感じです。
食後のおつまみはこちら。
更別のポテトチップス。
量も多く、薄味で美味しいポテトチップスでした!!
1日目の夕飯はこちらのお寿司。
【みどり鮨】さんの鮨です。
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【タウシュベツ川橋梁】に行ってきた1日目の記事です!!
1日目は町にもフォーカスしていて、その魅力を最大限書いています!!
しかも2日目以上にタウシュベツ川橋梁には圧倒されました。
そんなことより写真見たい! って方向けに、写真をまとめました!!
是非タウシュベツ川橋梁とそれに纏わる産業遺産や自然の魅力の写真だけでも見ていってください!
滝を撮影しにスノーシュートレッキングとデイキャンプを楽しんだ記事です!
スノーシューを履くこと自体初めての人もいましたが、無事滝を撮影して、非常に楽しめたトレッキングでした!