どうも僕こと病弱アウトドアマンのしょるです。
久々にテント泊もしたいと思い、ちょっと変わった、しかも使いがっての良いテントをずっと探していました。
僕はできるだけ人と被らないようなアウトドアギアを使うようにしていて、最近はハンモック泊かタープ泊、ベッドロール泊が多かったのです。
さて、そんなときに僕の友達でキャンプ超絶初心者(ガチ)のガジェット系YouTuberゆうくん(YouTube)が、ちゃんとキャンプをしたいということで、テントを購入しました。
彼は自分でテントもタープも建てたこともありません。
なんなら今は違うけど昔は本当に大丈夫かなと思ったほどだよ!!
今回購入したテントはモンベル(mont-bell)というブランドのムーンライトテント2型というテント。
キャンプ漫画【ゆるキャン△】のリンちゃんが使っていたテント(原作では3型)で知られているかと思います-w-
本番前にテスト設営を兼ねてデイキャンプに行ってきました!
本記事では設営シーンを写真と動画(ゆうくんのYouTube)でレビューしていきます。
では詳しく見ていきましょう!
※2019年1月15日時点でモンベル公式WEBサイトにてムーンライトテント(1型・2型・5型・7型・9型)が販売再開されていました!
ただしこの時点でAmazonでは、レビューが見られる関係でリンクをしていますが、モンベル公式の販売ではなくほかの店舗で販売されていて、定価より高い金額で販売されているようですのでご注意ください。
ムーンライトテント2型の前室と室内空間の使いやすさをレビューしてる記事はこちらです!
【ムーンライトテント2型】ってソロキャンプに前室や室内の広さ・使い勝手ってどうなの? という一番大事な使い勝手について、本記事の続きとなる記事です。
めっちゃ使いやすいと思いますよ!
この記事のあらすじ!
モンベルのムーンライトテントってどういうテント?
ムーンライトテントは、mont-bell(モンベル)というブランドの物です。
大阪に本社を構える株式会社モンベルというメーカーさんのブランドで、聞いたことがある方は多いと思います。
まだ他に会社があり、それを総じてモンベルグループとして運営されており、アウトドア用品の製造・卸・販売・イベント運営企画・保険などを手がけてる総合グループです。
意外と知られてないかもしれないけど、今や日本を代表するアウトドアメーカーさんの1つです。
アウトドアに詳しくないときは日本の会社どころかモンベルというブランドすら知りませんでした。
コストパフォーマンスが良いのと最近デザインが昔より良くなってきた印象があり、気が向いたら近くのモンベルショップをパトロールして物色していますw
正直昔のモンベルのデザインはあまり…だった……(個人の感想です
さて、そんなモンベルさんのムーンライトテントとは一体どのようなものなのかというと…
モンベル・テントの中で最も歴史のある定番モデルです。その名の通り月明かりの中でも素早く設営でき、雨の多い日本の気候に最適な優れた防水性・通気性を誇ります。また、軽量ながら広々とした居住空間を確保しています。2人用。
モンベルの中で最も歴史のあるテント…
また、素材や重さ・内容物は以下となっております。
仕様
【素材】■キャノピー:70デニール・ナイロン・リップストップ[通気撥水加工、難燃加工]
■フロア:70デニール・ナイロン・タフタ[耐水圧2,000mmウレタン・コーティング、難燃加工]
■フライシート:75デニール・ポリエステル・タフタ[耐水圧1,500mmウレタン・コーティング、難燃加工]
■ポール:7001超々ジュラルミン[アルマイト酸化皮膜加工、難燃加工]
【本体重量】2.6kg(2.8kg) ※( )内はペグ、スタッフバッグを含む総重量です。
【カラー】グリーン(GN)、アイボリー(IV)
【特長】月明かりの下でも設営が容易/A型形状のフレームで、居住性に優れる
【構成】テント本体1、フライシート1、フレーム1本、ペグ8本
モンベルWEBSHOPの公式の説明は以上です。
素材に関しては安っぽくなく、まさにテントといった感じの生地で、特に気になるところはありませんでした。
重さがテント単体で2.6kg、ペグ、スタッフバッグを含めた総重量で2.8kg。
いわゆる山岳テントよりは重い部類だと思います。
オートキャンプやツーリングで使うテントとして使うのに適していると思います。
サイズ感はこんな感じ。
ちなみにモンベルさんの山岳テントですと、ステラリッジテントというもので、同じ2型で総重量1.6kgという軽さを誇っています。
カラーはグリーンとアイボリーの2色を展開。
どうやら人気の色はアイボリーとなっているようです。
ゆうくんのテントを買いにモンベルショップへいったとき(2018年6月16日時点)に、アイボリーは完売だと言われました。
グリーンじゃなくてODだったらもっとかっこいい気がする。(個人の感想です。
OD=オリーブドラブ。
自衛隊で使われているような深い緑のこと。
■こんな色。
肝心の価格は約28,000円(税込)とややお高め。
オートキャンプを始める! という感じで最初に買うテントとしては高いかもしれませんが、逆にこれさえ買っておけば、僕は何も言うことはない、というテントでもあると思います。僕はね。
さて、お次は設営の手順や簡単さを写真を交えてご紹介!
単純明快・超簡単! ムーンライトテントの設営手順!
本当に説明書をポイしました。(袋に戻しただけで捨ててはいません)
僕は大切なギアを変なことして壊したりしないよう、またスムーズに使用できるように一度読んでから、そして読みつつ使ったりするのですが…まぁいいでしょう。
月明かりだけでも設営が容易と謳っているこのテント…
超絶初心者が説明書を見なくても設営できるのか、検証してみました。
それでは設営に入っていきます!
まず大事な工程として、テントを建てる前に、グラウンドシートを敷きましょう。
グラウンドシート
テントの下に敷くシートのこと。
通常グラウンドシートはテントの底面より少し小さいものを使用します。
テントとは別売りで純正シートが発売されていることが多いです。
ここでは下の写真の迷彩柄のシートのことを指します。
- 汚れや石などからのテント生地の保護
- 浸水の可能性を下げる
- 保温力アップ
テントを建てる際は、グラウンドシートを絶対使用することをオススメします。
使い方を間違わない限り良いことしかありません。
本記事の写真に写っているグラウンドシートですが、テスト設営と撮影用のため、適切な使用方法とは言えませんのでご注意ください。
適切ではないと言える部分は下記の点となります。
- テントからシートがはみ出ている点
このようなグラウンドシートの敷き方を推奨しているわけではなく、逆に、やっちゃいけない敷き方として覚えて頂ければ幸いです。
そしてテントを取り出し、広げていくのですが……
まぁ大丈夫だとは思うのですが、どっかに引っ掛けたりなんだりして、生地を痛める原因になったりする可能性があるので、かっこいいかもしれませんが個人的にはオススメはしません。
普通に地面に置いて広げましょう。
次にポールを取り出し、ゆうくんの動画撮影カメラに見せてるところを写真にとり…
(右下にレンズフード写ってるじゃん!!!)
ポールを組み立てて行きます。
本人は簡単簡単言いながらやっていましたが、これ全部つながってるので無駄な手間がなく、本当に直感的な組み立てが可能だと思います。
組み立てるとこんな形になりますので、ポールの下にテントを広げていきます。
石などのゴミをどかしながら広げていきます。
テントを広げたら四隅から出ている棒にポールを差し込んでいきます。
差し込みが終わったらテントを立ち上げるための作業をしていきます。
まずは入り口上部にある、この黒いゴムを…
ゴムについてるループ(紐)を引っ張りながら…
(上記写真のようなループを引っ張らないやり方は余計な力を使うことになるので、ループを引っ張りながら取り付けるのが正解です)
この白いプラスチックパーツに引っ掛けるだけ。
反対側も…
(ゴムに付いているループ(紐)を使いましょう)
同じように引っ掛ける。
このゴムを前後つけるとき先端のポールが突き出た状態で作業しましたが、前後の先端ポールは折った状態での作業が良いです。
単純にそこまで引っ張らなくて良くなるのと、作業中に目に入ったりして怪我の原因になります。
後述のフライシート取付時まで折った状態での作業がベストです。
前後のゴムを引っ掛けたら、四隅と真ん中のポールにプラスチックパーツをカチッっと取り付けます。
こちらがその取り付けが済んだ状態。
ここまでで半分が終わりですが、超絶ド初心者ゆうくんでも簡単でスムーズにできました。
さて、ここからフライシートというものを取り付けていきます。
フライシート
テントに使うフライシートは、テントに被せることによってフライシートより外側の空気とテント内の空気との間に空気の層が生まれ、結露ができにくくなる。
また雨風の侵入を低減したりする重要な役割を持つ。
ただし、きちんと張らないと効果があまり得られない場合がある。
まずはザザザッと上にかけます。
とりあえず全体にかけます。
次にフライシートのファスナーを開けると、裏側にフックが付いています。
それをポールに引っ掛けます。
ちょっと慣れないと取り付けが難しそうかなと思いましたが、がんばりましょう←
後ろ側も同様にしてつけます。
今度は四隅の丸い金具にフライシートのフックをかけてフライシートを固定します。
ちなみにフライシート取付時の全体像が上記の写真となります。途中経過。
ゆうくんが頑張っております。
お次はテントの両サイドのくっついている丸い金具に、タープにくっついているトグルを取り付けます。
通常はフライシートをかけた後、張り縄をペグダウンしてフライシートを引っ張ってピシッと張り、テントとの間の空間を確保する。
ムーンライトテントでは、その点をより簡単にするために、上記写真のようにフライシートとテントを両サイドで連結し、ゴム紐を引っ張ってペグダウンするだけという工夫があり、とてもよく考えられてるテントだなぁと感じました!
張り縄
フライシートを引っ張ってペグで固定するための縄。
これをキチンとペグダウンしないと、風に弱くなったり、フライシートが正常に機能しない。
最後に、テント両サイドのトグルの先と、前室をペグで固定(ペグダウンという)すれば完成です!(各箇所のアップの写真を撮り次第追記予定)
ちなみに両サイドのペグダウンをしないと、
- フライシートの効果が得られづらい
- 風で飛ばされてしまう可能性がある
- 室内もたるんで狭く感じてしまう
ので、キチンとペグダウンをしましょう。
前室
テントの入り口にあたり、フライシートのみで構成されていて床がない部分。
家で例えるなら玄関の風除室。
バックパックなどのキャンプ道具を置いたり、雨が降った時にそこで煮炊きも可能。
袋からテントを出して、入っているものの確認、展開、設営までスムーズで、直感的に設営ができるのが本当によく出来ていると感じました。
しかもデザインも格好いい!!
こんな形のテントは中々ない…気がする。
この価格帯のテントをオートキャンプで使う人はそこまで多くない気がしますので、もしかしたら人とも被りづらいかも…!?
そのくらい非常に簡単かつ素早い設営が可能なテントだと思います!!
袋も大きめでしまうのも簡単!
外観や内観、使い勝手の確認が終わり、今度は撤収作業です。
設営の手順を戻っていく形なので、説明するほどでもないのですが、ざっくり説明いたします。
フライシートとテントを外してポールだけにします。
そしてポールを折りたたんでいきます。
折りたたんだらポール用のスタッフバッグに入れておきます。
この時、ポールを端っこからパタパタと畳んでいくと、ポールの中に入っているゴム(ショックコードという)の伸縮率が関節ごとにバラバラになってしまいゴムに強い負担がかかってしまいます。
それを防ぐために、基本的にポールは真ん中から畳んで、また真ん中から畳んでを繰り返していきます。
袋の長さに合わせてテントを畳んで、丁度よい長さになるまで畳んだら最後は巻いていきます。
この時、ポールを入れたスタッフバッグも一緒に巻いていきます。
そうしないと最後にペグを袋に入れる際に、入れづらかったり、袋などを破る原因にもなりますのでご注意ください。
しまった後の袋の写真が無いのが残念ですが、
と話していました。
恐らく、グラウンドシートと一緒に巻いて入れることも可能かと思います。
やっぱり一緒に入れておくと忘れることがないし、広げてすぐにグラウンドシートを敷くことができるので手間が省けます。
なので検証次第追記いたします!!
一体型のポールのメリット・デメリット
実際に見て感じた、モンベルのムーンライトテント2型の特徴でもある一体型ポールのメリットとデメリットを考えて行きます。
メリット:手間が省けて直感的な設営が可能で楽になる
僕がこれまで見てきたり触ってきたりしたテントだと、
- 2本のポールを角から差し込んでいき
- 天井で交差して
- 四隅の棒や穴に差し込んで、持ち上げて自立させる
というテントが多かったです。
これが一般的なポール型のテントだと思います。
しかし、ムーンライトテント2型のポールはすべて一体型で、バラバラになりません。
そのポールを組み立てた段階で
- その先の工程が読みやすい
- どこにどうするかもわかりやすい
というとても直感的に設営ができるポールだと感じました。
ここまで一体のポールというのを見たことがなかったのですが、非常に良い取り回しができました。
また、テントによっては前室専用の3本目のポールがあったりするので、それもこの一体型ポールでまかなえてしまうのもメリットかもしれません。
デメリット:大きな怪我の危険性もはらむ、飛び出たポール
デメリットも考えたのですが、1つくらいしか思いつきませんでした。
それは、設営の段落でも書きましたが、ポールをすべて展開してしまうと、前後のポールが飛び出ていて、非常に危険ということです。
折っておけば解決なのですが、忘れてそのまま設営してしまい、それに気が付かずに…なんてことになると大変です。目に入ると失明の可能性も出てきてしまいます。
ポールを折っておくことにより、危険も回避できて設営も簡単になるので、この部分のポールは折っておいて作業しましょう。
YouTube:動画でみる設営撤収と使い勝手の良さ!!
改めてご紹介します、僕の友達でキャンプ超絶初心者(ガチ)のガジェット系YouTuberゆうくん(YouTube)。
彼がムーンライトテント2型の設営と使い勝手についてを動画にしました!
まとめ:めちゃくちゃ簡単な設営&撤収!
結論としてムーンライトテントの設営・撤収は…
- 無駄な手間がなくて超絶初心者でも簡単設営!
- とてもよくデザイン(見た目と実用性)されているテント!
- 袋の大きさにも余裕があって、ストレスなくしまえる!
- 価格はちょっと高いかもしれないが、重さ・大きさともにソロのオートキャンプ・ツーリングには最適!
ということで評価は上々!!
ちなみに3番の【袋の大きさにも余裕があって、ストレスなくしまえる!】についてですが、個人的にこれは結構重要です。
ちょっとしまい方を間違えてしまうと袋に入らなかったりパンパンになったりするテントもあってとてもストレスなのです。
そこをちょっと大きめの袋で余裕をもってしまえるのはストレスフリーな撤収と撤収時間の短縮になるので、個人的にはオススメポイントです。
というわけでお読みいただきありがとうございました!
あなたの今後のテント選びの参考になれば幸いです!
また以下が本記事の続きとなる記事です!
【ムーンライトテント2型】ってソロキャンプに前室や室内の広さ・使い勝手ってどうなの? という一番大事な使い勝手について、本記事の続きとなる記事です。
めっちゃ使いやすいと思いますよ!
※2019年1月15日時点でモンベル公式WEBサイトにてムーンライトテント(1型・2型・5型・7型・9型)が販売再開されていました!
ただしこの時点でAmazonでは、レビューが見られる関係でリンクをしていますが、モンベル公式の販売ではなくほかの店舗で販売されていて、定価より高い金額で販売されているようですのでご注意ください。
おまけ:設営裏話
先程【説明書なしでもほぼ完璧】と書きましたが、【説明書なしで完璧】まではいけませんでした。
というのも、テントを立ち上げるための前後のゴム紐をポールに引っかける工程にて…
という疑問が出てしまいまして…
自分たちの中で答えは出ていましたが、流石にそこは間違って負荷かけちゃいけないところに負荷かけちゃって壊しちゃったとかってなると笑えないので、ここだけ確認いたしました−w−;
当たり前なんだけどね・x・
TwitterとかInstagramとか関連記事とか
もしよろしければTwitterやInstagramのフォローもよろしくお願いします!
また、こちらの記事も関連として是非読んでいただければと思います!
SOTOさんの【アミカス】というストーブですが、これコスパ最強ですよほんと。
どのストーブにも得意不得意があるので、万人にオススメはできませんが、本当にトータルバランスに優れてると思います!
そしてアミカスとのセットで使うとちょうど良い、家でのシェラカップ大活用しようの記事です。
実用性と汎用性を兼ね備えた素晴らしいアウトドア道具です!