各アウトドアメーカー・ブランドが新製品を毎年発表しています。
アウトドアを嗜む人がそれを楽しみにし、あれが欲しいこれが欲しいと思いを巡らせ、物欲の沼にハマっていきます。
もちろん私も例外ではありません。
本記事ではその製品…
【SOTO(ソト)】さんの
レギュレーターストーブ【フュージョン(FUSION) ST-330】
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こちらのストーブを正式発売前に触ることが出来たので、早速ハンズオンレビューとフュージョンがどういうストーブなのかを紹介していきたいと思います!!
(でも記事投稿時点では発売しちゃってるというね…orz)
この記事のあらすじ!
発売前のSOTO レギュレーターストーブ【フュージョン】をハンズオンレビュー
まずはとにかく「フュージョンってどんなストーブなのさ!」というお声があると思いますので、そのデザインと細かな部分を見ていきましょう!
このSOTOさんのストーブは2019年最初の【アウトドアデイジャパン東京2019】で触ることができました。
2019年は4月6日・7日の2日間、東京の代々木公園で開催されました。
その時のツイートがこちら。
いやーーーー楽しい💪🤤💪
ただ時間が足りなすぎる…丸一日いても足りないなこれは…!!ということでお昼ご飯たべたらまたいく💪🤤💪#アウトドアデイジャパン pic.twitter.com/v4J3ltzLXR
— しょる🤤病弱アウトドアマン (@sotode_asobu) 2019年4月6日
お昼ご飯食べて戻ってきたらお客さんめっちゃ増えてて足が止まりました
大興奮のアウトドアデイジャパン東京2019でしたが、こちらはまた別の記事でまとめます!
私が最初に参加したアウトドアデイジャパン札幌2018の記事はこちらです。
【フュージョン】の全体写真(かっこいい)
そしてついにハンズオン!!!
SOTO FUSION STOVE!!!
よさげやで〜よさげやで〜欲しくなるやで〜〜〜!!!✨💪🤤💪✨フュージョンストーブ、軽いしコンパクトになるし、風に強いし経済的という、普通のキャンプでは・登山では欲しいところ全部詰めたストーブだと思います💪🤤💪#アウトドアデイジャパン pic.twitter.com/SU3cPuygtP
— しょる🤤病弱アウトドアマン (@sotode_asobu) 2019年4月6日
写真は先程と同じですが、改めて見てみましょう。
フュージョンはガス缶直結ではない分離型のストーブ(シングルバーナーとも言う)となります。
こちらはSOTOさんの大人気ストーブ【レギュレーターストーブ(ST-310)】を踏襲したかのような4本足ゴトクが特徴です。
ちなみに…
SOTOさんが過去発売した分離型ストーブは、フュージョンの他に以下の3種類があります。
フュージョンとどう違うのかちらっと見ていきましょう。
ガスストーブの他にもガソリンを使うストーブもあり、用途に分けて選べます。
私は、風にも強く、ガスもガソリンも使えるハイブリッドなストーブ【ストームブレイカー】が欲しいなぁと憧れています。
上記3製品はすべて3本ゴトクでしたので、4本足ゴトクのフュージョンはなおさらレギュレーターストーブを彷彿させます。
また、ガス缶専用の分離型ストーブはフュージョンで2つ目で、シングルバーナーST-301の頃からデザインもかなり変わっています。
それでは、次の項目からはより細かいところまで見ていきます!
【フュージョン】の重量とコンパクト性
次は【フュージョン】を畳んだ時のコンパクト性を見ていきます。
ゴトクを畳んだ形は写真のような感じです。
畳み方はゴトクの足を上に押し上げてロックを外し、クルッと回す感じです。
これもレギュレーターストーブと同じ方式です。
最近はOD缶用のストーブを使っているので、比べちゃうとどうしても大きく感じます。
こればっかりは仕方ありません。
手に乗せて見るとこんな感じ。
サイズ感は大体レギュレーターストーブと同じくらいという印象です。
しかし重さはフュージョンのほうが結構軽い感じ!
と、思って各ストーブの商品紹介ページを見てみると…
ストーブの種類 | 本体重量 |
---|---|
レギュレーターストーブ ST-310 | 350g |
フュージョン ST-330 | 250g |
この100gの差は大きいですね。
持った感じも結構変わります。
アウトドアデイジャパン東京2019の、SOTOブースに置いてあったはかりでは、256gと表示されていました。
誤差の範囲内ですが、実測値として参考までに。
お次はガス管を外した状態でたたんでみました。
つまり実際にケースにしまう状態です。
出典:SOTO レギュレーターストーブ フュージョン紹介ページ
こちらが公式WEBサイトに載っている畳み方です。
私が畳んだものとは逆方向にホースが曲がっています。
しかし「ガスの管取り付け口がはみでてて、ちょっと収まり悪くないかなぁこれ…」と思ったので、その場でSOTOブースにいた社員さん(?)のお姉さんに質問してみました。
それで大丈夫です!
でも…こうするともうちょっと固定しやすいかなと思います!
こちらがその畳み方です。
SOTOのお姉さんが畳んでくれました。
足を畳む方向が公式WEBサイトのものとは反対方向になっています。
公式WEBサイトで紹介されている畳み方より、コンパクトで収まりが良い感じがします。
公式の畳み方だと、ガス管取り付け口が本体からはみ出しているのが、私的には…という感じなのです。
しかしこの畳み方だと…
ホースの根元部分からグググイッと曲がってしまうので、ここから破損しそうでちょっと不安なところがあります。
ホース自体も頑丈な感じなので、おそらく大丈夫なのでしょうが、リスクを考えると公式WEBサイトにある畳み方が良いのかもしれません。
- 公式サイトの畳み方は【平べったく長く収納できる】
- お姉さんの畳み方は【よりコンパクトに、塊感がある】
という印象なので、パッキングで次第で変えても良いかもしれませんね。
その差でどこまで変わるかはわかりませんが…
【フュージョン】の程よい弾力の【フレキシブルなホース】
こういうホースがある道具ってホースの硬さで使いやすさ・しまいやすさが変わってきます。
なので私は結構気になっていたのですが…
ふにゃふにゃすぎず、硬すぎず、私としてはすごくちょうど良いと感じました。
ビニールのようなチューブぽいホースだったり、硬めのホースだと…
- 使用時にガス管を動かしたらストーブ本体も動いちゃう
- 弾力ありすぎてしまいにくそう
ということが無くて快適に使えそうです。
特にストーブと本体が連動して動いちゃうやつ、JETBOILのヘリオスというモデルでの経験談なのです。
先程の写真ですがここまで曲がっちゃうくらいにはグチャグニャです。
逆にちょっと心配にはなりますが、このくらい柔らかいと収納するときには心強いです。
しかもホースは金属製のようで丈夫そうですしね。
【フュージョン】のガス管取り付け口
- アルミ(?)やステンレスの銀色
- 差し色的に入る金色パーツ
- イグナイターと取り付け口の黒
- △SOTOというロゴマーク
という、余計なものがくっついて無くてシンプルで良い…そして色のコントラストも中々格好いいです。
ここ以外でもフュージョンのデザインは全体的にカッコ良いと思います。
質実剛健なデザインの中に、ちょっとしたオシャレポイント(?)がある感が私の中では好評価ポイントです。
ストーブの点火はコックを捻ってガスを出し、イグナイターを使用して点火するというのが基本的な流れです。
フュージョンのイグナイターのスイッチはストーブ本体と分離されているので、レギュレーターストーブより押しやすくなっています!
また、ガス缶取り付け口にはこのような足が付いているので非常に安定・安心してボタンを押すこと・コックを捻ることが出来ます。
必要最低限で無骨なデザインがたまりません。
道具は【実用的かどうか】が最重要事項ですが【好みのデザインである】ということも同じくらい重要な要素だと思いいます!
レギュレーターストーブのイグナイターが押しづらいという声が結構あったのか、2016年にはアシストレバーというのが発売されました。
これで格段に押しやすくなります!
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【フュージョン】をテーブルで使用する時の必要な面積
同じSOTOさんのワンタッチ軽量ストーブ【フィールドホッパー】との組み合わせも展示されていました。
フィールドホッパーとは…
展開時のサイズがA4サイズ(210mm×297mm)の、二つ折りでうすっぺら〜く収納ができるテーブルです。
重量も395gと軽量で、登山やバックパッキングに向いています。
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このA4サイズのフィールドホッパーに置いて使うと、バーナー部とガス缶でほぼ全ての領域を使用してしまうようです。
とはいえバーナー部を端っこの方に置けばコップくらいは置けそうです。
ただし、バーナー部が落ちたり傾いたりすると危険ですので、
- 端っこに置く
- ガス缶を下に置く
というやり方をする場合は細心の注意をしてください。
まとめ:【フュージョン】はSOTOストーブのこれまでを【いいとこ取り】したストーブ
アウトドアデイジャパン東京2019で初めて手に取り、あーだこーだ言いながら写真を撮っていましたが…
と、テンション上がりまくりでした。
なにせフュージョンが発表されて以来「これは良いストーブになりそうだなぁ」と思っていましたので…!
というのも…
- ウインドマスターの血を引く【すり鉢状バーナーヘッド】
- マイクロレギュレーター付き分離型ストーブ
- 【レギュレーターストーブ】の名前を受け継いだストーブ
この3つのポイントがあったので、すごく話題になっていました!(私の中で
超絶簡単に見ていくと…
ウインドマスターの血を引く【すり鉢状バーナーヘッド】
これは一番大きなポイントだったのではないでしょうか。
なにせCB缶ストーブですり鉢状バーナーヘッドを採用するのはフュージョンが初めてだったからです。
このバーナーヘッドはOD缶用ストーブ【ウインドマスター】に採用されたのが最初でした。
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すり鉢状のバーナーヘッドにすることにより【風にめちゃくちゃ強い】というストーブになるようです。
その名の通り【ウインドをマスターするストーブ】ですね!
それがCB缶用ストーブで使えちゃうのでもはや
と思ってしまったくらい…(笑
マイクロレギュレーター付き分離型ストーブ
SOTOさんの分離型ストーブは、ガソリンストーブが2種でガスストーブが1種です。
ガソリンストーブにはレギュレーターは付いていません。
そしてガスストーブの方にもレギュレーターは付いていませんでした。
フュージョンが初めて!!!
2つも初めてがあるストーブということで、非常に新鮮・熱い展開が続きました。
これで寒さに弱いCB缶も比較的安心して使えます。
【レギュレーターストーブ】の名前を受け継いだストーブ
レギュレーターストーブ【フュージョン(ST-330)】は大人気でロングセラーの【レギュレーターストーブ(ST-310)】の名前を受け継いでいるCB缶ストーブです。
その時点で、私を含めレギュレーターストーブを使ってきたアウトドアマンはスタンディングオベーションだったのではないでしょうか。
あのコスパ・使いやすさをさらに進化させて来るのではないかという期待感はすごくありました。
以上3つのポイントがありましたので、発表直後からとても気になるストーブでした。
そして満を持してこれを触って思ったのは…
- 重量やコンパクト性
- ホースの質感
- シンプルで洗練されたデザイン
などなど…
私の期待を超えた良さがそこにはありました。
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おまけ:アウトドアデイジャパン東京2019 SOTOブースチラ見せ
ストーブを実際に触って点火もできる体験コーナー。
使用感などを実体験できるので、こういうコーナーはとてもありがたいです!
こちらはガスランタンやクッカーのご紹介。
サイズ感やスタッキングを確認できます!
ブースの目玉でもある、新製品コーナー。
フュージョン以外にも新製品はあるので、触って確認できるのは本当ありがたいです。
クッカーの重さ・大きさ・深さなどは買う前に知っておきたいところです。
というのも…
私が「これは良いマジで良い」と思っているステンレスヘビーポット【GORA】。
これまじで良いと思います。
重くて分厚いステンレスの鍋と鉄製のフライパンが、なんと10インチステンレスダッチオーブンにスタッキングできるという最強セットが誕生しました。
こういう機能性があって、キャンプでも家でも使いやすいクッカーって好き。
他にも焚火台【エアスタ】も展示されていました。
こちらは空気の流れを利用して、非常に効率の良い着火・燃焼ができるようです。
なのでちょっとどんな感じなのか見たかったのですが、火がついていなかったのが残念です。
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こちらは同じくSOTOさんの【アミカス】というストーブのオススメのポイントを3つに絞って、得意・不得意を存分に書いた考察・レビュー記事となります!
結構ガッツリ書いてるので、一押しです!!
それと【タウシュベツ川橋梁】に行ってきました!
町・タウシュベツ・アイスバブル全部最高だったので、その魅力を最大限書いています!
タウシュベツ橋梁には圧倒されるし、アイスバブルはキレイで感動するし、もう写真だけでも見てって…!
また、滝を撮影しにスノーシュートレッキングとデイキャンプを楽しんだ記事です!
スノーシューを履くこと自体初めての人もいましたが、無事滝を撮影して、非常に楽しめたトレッキングでした!